いよいよ今週(2/6)より2023年度中学受験対策コースがスタートします。
先週土曜日に新小4~新小6の生徒・保護者様を対象に新年度ガイダンスを実施しましたので、その一部をご紹介します。※今回は新小6にお伝えした内容となっております。
ガイダンス その③
【志望校決定までの流れ】
8か月後(9月中)には志望校が決定!
ご存知の方も多いと思いますが、1月10日から入試がスタートします。都内の入試は2月1日からですが、合格実績をご覧いただいたように、多くの生徒が事前に入試の練習として埼玉県、千葉県の入試に挑んでいただくことになります。
練習校の位置づけは生徒一人ひとりの性格が違うので一辺倒な説明は難しいですが、例えば精神的に弱い生徒は、埼玉入試、千葉入試で不合格を味わうことなく、勢いをもって都内の入試を迎えさせたり、逆に地に足ついていない生徒であれば、あえて実力相応、実力以上の入試を迎えさせ(保護者様の同意の上ですが)、どのような結果になってもメリットがあるようにしていきます。過去には埼玉の入試で失敗することで、生徒自らが奮起をし、都内の入試では逆転合格した子どももいます。
話を戻しますが、埼玉県の出願は12月の上旬ですから、11月下旬には埼玉、千葉の併願パターンは決定します。また都内の併願に関しては1月上旬まで待てますが、大きな問題は過去問演習です。それぞれの中学校で出題の傾向が違い、同じような偏差値の中学校でも難易度に異なりが見られますので、過去問は入念に実施し、それぞれの中学校の問題とお子さまとの相性をみる必要があります。
では、いつごろから過去問演習をする必要があるのか?多くの中学受験生は9月以降から志望校の過去問演習を行います。つまり、9月中には志望校を4~5校程度に絞り込まないと、過去問演習を始められません。最終的な絞り込みは9月~11月中の模試も結果、過去問の結果を総合的に見て相談させていただきますが、遅くても10月には本格的に過去問をスタートさせないと、過去問演習が終わらず入試を迎えてしまいます。特に9月以降の土、日は学校説明会や模試が重なり、しっかり時間をとって過去問を解く時間がそれほどないのです。万全な準備をして入試を迎えるために9月中には志望校が決定すると思ってください。
そのためにも春以降から始める学校説明会や見学には積極的に参加し、また外部模試は学校見学も兼ねて受験するようにお願いします。
面談についてですが、春期講習前後・夏期講習前・夏期講習後には実施させていただきたく思っております。小学6年生の面談ですから、お子さまたちの未来がかかっていますので、納得のいくまでお時間をとりたいと思っております。