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新年度ガイダンス その② 【上野入谷】学習の進め方

いよいよ今週(2/6)より2023年度中学受験対策コースがスタートします。

先週土曜日に新小4~新小6の生徒・保護者様を対象に新年度ガイダンスを実施しましたので、その一部をご紹介します

 

ガイダンス その②

【学習の進め方】

広く薄い学習よりも、狭く濃い学習を!宿題の目的は”やる”ことではなく、”できる”ようになること。

 

新年度のスタートということで、たくさんの教材(2月から7月までに使用する教材)をお渡ししました。しかし、手当たり次第に全ての教材をこなそうなんて思わないでください。お子さまのレベルに合わせて段階的に実施するようにお願いします。

お子さまたちはどうしても”出された宿題はやらないと・・・・。”という意識が強くなり、”できる”ようになることよりも、”こなす”ことが大切になってしまいます。そのため、宿題のノートを確認すると、できなかった問題は「赤文字」で答えをうつして終わりにしてしまっているケースがよく見受けられますが、その「赤文字」はお子さまを賢くしてくれていません。提出のための宿題をこなすぐらいなら、宿題の範囲を狭めてひとつひとつの問題を確実にできるようにしていくことの方が圧倒的に有意義な時間だと思います。

そこで宿題には順番をつけて実施するようにお願いします。必要最低限の宿題はすべてのお子さまに実施していただきます。それ以上の宿題は志望校との兼ね合いもありますので、個々に相談させてください。

教科によっても宿題の進め方は異なりますが、何より解き直しをせずに終わりにしてしまう宿題は、最ももったいない宿題のやり方だと思います。せっかく自分の”できない問題”の発見をしたにも関わらず、それを放置するわけですから・・・。”できない問題”を”できる”ようにすることが正しい宿題のやり方だと思っています。

 

【宿題のやり方】 例)算数

配布教材:中学受験新演習上、実力アップ問題集、計算日記

〇授業の進め方〇

授業内ではメイン教材である「中学受験新演習」を使用します。前半の授業では例題を使い、お子さまたちと一緒に考え、ヒントを出しながら解法を導きだし、理解を深めます。後半の授業では基本問題を一人ひとり各自で解いていただき、講師が丸つけをしながら進めていきます。間違えた問題については、どこが違うのかを指摘し、再度自分の力で解くように促します。原則、全生徒が授業内で基本問題までやり終えることをゴールとしています。(基本問題が早く終わってしまった生徒には難易度の高い問題をやるよう指示をだします。)

ここで大切なのは基本問題までは全生徒がやり終えて帰宅することです。基本問題までできるようになっていれば多くの宿題が自分の力でできるようになっています。きっと宿題で親子関係がぎくしゃくするのは概ね算数かと思いますから、その悩みを解消したいとも思います。

〇宿題の進め方〇

【宿題①(最優先)】 計算日記(計算問題&一行問題集)

授業内で基本問題は全てできる状態で帰宅しております。つまり、計算日記は概ね同じレベルの問題ですから、”できない”ということがほとんどありません。もし”できない”問題が多い場合は宿題をやる日程が間違っているかもしれません。算数の宿題は原則授業の翌日に一通り復習してしまうことが時間の短縮と理解を深めるのに効率的です。当然、間違えた問題に関しては正解にたどり着くまで何度も何度も繰り返し実施するように心がけてください。

【宿題②】実力アップ問題集

こちらのテキストは基礎問題と標準問題の2部構成になっており、原則全員が基礎問題までは実施していただきます。標準問題は計算日記の宿題及び実力アップ問題集の基礎問題ができた生徒のみ実施するようにお願いします。標準問題までできることが望ましいですが、基礎ができていない状況でチャレンジしても時間の無駄になってしまいますので、まずは基礎問題までの解き直しを徹底してください。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ ここまでは必ず全生徒実施するようにお願いいたします。

【宿題③】中学受験新演習

中学受験新演習・発展問題及びチャレンジ問題は上記の宿題(解き直し含む)が終わった生徒のみ実施してください。難易度は上記の宿題よりも高い問題になりますので、容易に諦めることなくしっかり考え、自分の力で答えに辿りつけるように頑張ってみましょう。

 

解き直しの繰り返しを積み重ねることは、志望校合格に近づくことだと思っております。是非、頑張って解き直しの習慣を身につけてください。

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